スケジュール

*どの回も、どなたでも自由にご参加いただけます
5月1日は、日本人ティーチャーのトーショーがガイドいたします。

【午前9:30 – 10:00】

OAUではこのたび、コマラ・ローデとの共同企画として
コンパッション(慈悲)の実践会を毎月第1水曜日に開催します。
毎回30分〜45分ほどを予定しています。

CCT(コンパッション育成トレーニング)の公認ティーチャーである
コマラ・ローデによって、行われる瞑想会です。

このコンパッション実践会は、無料で、サポートのあるグループの中で、思いやり(コンパッション)のある聴き方や分かち合い方を学んでいきます。

コンパッションをどのように自分の日常生活や人生に活用していくかを
学ぶことができる機会です。

瞑想の経験がなくても、どなたでもご参加いただけます。

現在新型コロナウイルスについて、世界中で新型コロナウイルスの変異種オミクロンによる感染が伝えられ、日本でも感染に対する恐怖や不安、それに加えて、ワクチンの状況や、今後の先行きへの不安などが社会の中に蔓延しています。

そんななかで、このコンパッションの機会が、心の平安や安心を取り戻すためのサポートとなればと思います。

この困難な時期に、つながりとコンパッション(思いやりと慈愛)の実践の機会になればと思います。

*コンパッション(CCT)のプログラムの経験は必要ありません。
*コンパッション(CCT)については、こちらをご参照ください。
 https://compassioneducation.jp/

自分にも慈愛のこころで接することで、とても満たされました。それから、相手や万物の幸せを願い、苦しみがハートの光の中に溶けていったときに、慈愛を経験することができて、とても穏やかや気持ちなりました。そして、チャレンジングな場面でも、「相手にも、苦しみがある」と思うと、とても優しい気持ちで、接することが出来ました。そのようにできた自分を愛することが出来ました。ありがとうございます。
(60代 佐々木匡子さま)

慈悲といったものが抽象的で、意味も深すぎて捉えどころがないものに思っていました。こちらの実践会を受けて、言葉で自分を抱きしめるのはこういうこと?といった新鮮な感覚がありました。
私個人の日常では、他者や自分に愛情を向けるとき、明確な言語では表現しません。(見守る、気を配る、たまには楽をする等)
けれどこのコースでは、そういった曖昧さを全て言語化して畳み掛けてくる明確さがありました。優しさが何かわかりやすく、心に刻み込まれるような気がしました。
短い時間でしたので、また機会があったら体感してみたいです。
(40代 Aさま)

そうそう、この感覚! と思いました。
とても寛いで、喜びがハートに満ち満ちてくる至福。
ラハシャが教えてくれた、アティーシャの瞑想のようでした。一番好きな瞑想です。
アートユニティさんのラハシャの瞑想CDにも、タイトルは違いますが、痛みをハートで受け取って、吐く息でblessings を送る、というのがありますね。5年くらい前?から、とても好きでずっと聴いていました。
私には、これが必要なんだということを理解しました。
春からのコースを受講したいと思います。
今の外側の世界に振り回されずに、幸せに過ごして欲しいと思う友人たちに紹介したいと思います。
(50代 Hさま)

身近な人が苦しみや悲しみから解放され、平安がもたらされるようにといつも思うのですが、何も出来ない自分を責めている事が多かったです。実践会に参加して、呼吸を使い、ハートから愛を送るエクササイズを体験して、何か内側で起こっているように感じています。これからも、皆さんと関わっていけたらありがたいです。
(50代 Nさま)

コマラさんに誘われ心地よく瞑想出来たと思います。また、同時通訳がついていてとても分かりやすく、完全に英語がわからなくても、どちらも聞きながら集中出来ました。良い午前中を過ごすことが出来ました。一日のよいスタートをきれたと思います。ありがとうございます。
(50代 石村裕子さま)

 

*どの回も、どなたでも自由にご参加いただけます

【午前9:30 – 10:00】

日 程 2024年5月1日(水)
時 間 午前9:30 – 10:00
※時間は多少前後する場合がありますが、ご了承くださいませ。
会 場 Zoom オンライン
参加費 無料
定 員 50名
講 師 トーショー

※どなたでもご参加いただけます。
※こちらはインターネットを使ったオンライン開催です。
※ご自身のお顔の公開をOFFにして、ご参加いただくことも
できます。
※瞑想が始まりますとお入りいただけなくなる場合が
ございます。なるべくお時間までにご参加ください。
※録画はございません。

スタンフォード大学の慈愛と利他主義(愛他心)の研究と教育センター(CCARE)で開発された8週間のトレーニング


「コンパッション育成トレーニング」(CCT)は、以下のような人や状況の中で有益であることが証明されています。

  • 困難な課題を乗り越える
  • 心配や恐れを和らげる
  • 人間関係を改善する
  • 医療従事者などの、燃え尽き症候群を防ぐ
  • 困難やストレスに直面し、チャレンジを受け入れる勇気を得る
  • 怒りや悲しみ、嫉妬などの感情をうまく対処できるようになる
1コンパッションは科学に基づいた技術として使うことができます

コンパッション育成トレーニング(CCT)では
コンパッションを技術として使えるように教えています。

それはコンパッションを科学に基づいて教えているからです。

コンパッション(慈悲心)とは、
仏教においては、
他の生命に対して楽を与え、
苦を取り除くこと(抜苦与楽)を願う、

最も重要な価値観として大切にされてきています。
その本質は変わりません。

それに加えて、CCTでは、コンパッション自体を
フォース(力)として使えるようにします。

仏教では古来より、
観音様のパワーの源は慈悲の心でしたが、
その慈悲心(コンパッション)自体に力(フォース)がある
ことがわかっています。

人々を癒し、困難を克服し、
苦難から救うことができる力が
コンパッションにはあります。


そのコンパッションの技術を学ぶことによって、
それを意図的に使うことができるようになります。

このCCTのトレーニングを通して、
コンパッションを
もっと積極的なフォース(力)として
使うことができるようになっていきます。

そうすることで、
私たちが困難やストレスに直面したとき、
人間関係に悩んだり、
怒りや悲しみ、嫉妬などの
自分では制御できない感情に直面したときにも、
それらに対処するためのフォース(力)として
使っていくことが可能になるのです。

そこに、
このコンパッションのトレーニング(CCT)が
人間の利他心についての科学的な研究に

基づいていることの特徴と強みがあります。

2困難な時代におけるコンパッション

私たちはコロナによるパンデミックや
隣国での戦争に直面し、
いつなんどき、
さらなるパンデミックや戦争に
直面していくことになるかもしれないという、
非常に困難で危機的な状況に生きることを余儀なくされています。

そんな時代においてこそ、
コンパッション(慈悲、慈愛、思いやり、
利他の精神)はますます大切なものに
なってきていることを痛感します。

なぜなら、このような時代においては、
個人の力だけでものごとをなすことは難しく、
みんながつながり、協力して力を合わせる必要があるからです。

そういう意味では、これからの時代は
個人のエゴと競争によるのではなく、

共感と共創によってみんなで協力して
ものごとを行う時代になってきているように思われます。

そのコンパッションに意識を向ける
ことが求められる時代になってきています。

しかも、この質、このコンパッションの能力は
普遍的なものであって、

誰もが持っているものです。

それを得るために、それを探したり、
努力する必要はありません。
そこに意識を向けることさえすれば良いのです。
それを段階的に身につける方法をCCTで学ぶことができます。


とりわけ、自分自身を批判したり、
自分に厳しすぎるような、
セルフコンパッションの問題を抱えている人にとっては
本来の人間として持っている自己価値の感覚を持つことは大切であり、
そのためには、このコンパッションを認識し、
それを使うことができるようになることは大きな助けになるでしょう。

CCTでは、さらにそこから、
他の人々へのコンパッションへと、
段階をおってコンパッションの能力を深め、
高めていくことができるようになります。

3コンパッションは私たちに回復⼒をもたらすパワフルな要因となる

なぜなら、コンパッションは
利他主義の精神に基づき
⾃分にフォーカスするという
⾃分の殻から⼀歩踏み出し、
⾃分を超えて他の誰かと繋がる
ことを意味するからです。

「コンパッションによってハートが開き、
だれかに⼿を差しのべることが容易になります。
そして誰かにつながることで、
外に⼀歩踏み出すことができるようになります。

そうすることで、⾃分の経験と状況について、
同胞意識という観点から⾒ることができるようになります。

そうすると
⾃分の問題に対する⾒⽅が
全く変わってしまいます。

困難な問題に対しても、
⾃分だけにフォーカスして⾒ていると、
その問題はとても⼤きく思えてしまいます。
コンパッションの観点から ⾒ると、
これまでとは全く違った⽬で
⾒ることができるようになります。

⾃分の問題への⾒⽅や取り組みも変わり、
回復⼒や勇気も⽣まれてきます。

それもコンパッションがもたらす⼤きな要素です。

4コンパッションは意味と⽬的をもたらす

科学的には、わたしたちは合理的な⽣き物、
感情的動物、社会的動物と⾔われていますが、
深いところでは、私たちは意味を求める⽣きものです。

自分の価値観と人生の意味を求めて⼈々は、
⾼い報酬をもらえる仕事を諦めてでも、
より自分にとっての意味と⽬的を⾒出せる仕事を選ぶことがしばしばあります。

より⼤いなる意味を求めるためには、
コンパッションを持って物事に取り組むことほどパワフルなことはありません。

なぜなら、その意味というのは、
奉仕の経験を通して、
⾃分の価値観を⾒出すことからやってくるからです。

5コンパッションは明晰さをもたらす

今私たちがとても必要としているものとして、
コンパッションは私たちが感情的になったり、
モラルの混乱がある時に、
明晰さをもたらすことができるということです。

例えば、毎⽇流されるニュースに対して、
これらの社会的な問題に対して
どのように理解すればよいのか、
どのように扱えばいいのかが
わからなくなっているとき、
その混乱を断ち切るシンプルな⽅法として、
⾃分にこのように問いかけることができます。

「もし私が
 コンパッションのレンズを持っているとすれば、
 私はこれをどのように⾒ればよいのだろう?」

もし私が
 コンパッションを重要な視点としてもつならば
 それが組織的なバイアスの問題であろうと、
 社会的正義の問題であろうと、
 気候変動の問題であろうと、
 私はそれをどのように考えるとよいのだろう?
 これに対してどのように振る舞えばよいのだろう?」と。

6コンパッションをモチベーションとする

いろんなモチベーションがありますが、
コンパッションは
つながりを求めたり、
関係性をよくすることだったり、
⼼を鎮めるなどのためのモチベーションとすることができます。

例えば配偶者や⼦供や両親や同僚や
愛する⼈との関係性などで、
コンパッションをモチベーションとして選ぶことができれば、
その関係性を飛躍的に良くすることができます。


とはいっても、
もちろん感情的になっている場⾯などでは
コンパッションを選ぶのは⾮常に難しいときもあります。

しかしもしあなたが、
コンパッションに基づく人生を望むならば、
日々の CCTの練習によって、
困難な状況においても
コンパッションをモチベーションを選ぶことができるようになります。

CCTの創始者の主たるメンバーであり、
「コンパッション・インスティチュート」の主催者、
ツプテン・ジンパ博士の著書「コンパッション」が日本でも発売されました。


コマラ インタビュー「コンパッションとは何ですか」

CCT公認インストラクター
コマラ・ウタ・ローデ(Komala U. Rohdhe)

このCCTはコンパッション育成協会を卒業した、コンパッション(慈悲・慈愛)育成トレーニング(CCT™️)の認定インストラクターによって教えられます。

CCT認定インストラクターは、毎年1000名前後の応募者の中から55人ほどが選ばれる狭き門であり、さらに、1年間のトレーニングを受けた後、認定試験に受かる必要があります。

このコースを教えるコマラ・U・ローデはCCT認定インストラクターであるだけでなく、ICF(国際コーチング連盟)の認定資格を得たプロフェッショナル・サーティファイド・コーチ(PCC)であり、上級コースを卒業したコアクティブコーチCPCC®(Certified Professional Co-Active Coach)でもあります。

ドイツで生まれ。看護師としてキャリアを開始し、自然療法医学/心理学の学位を取得しています。
メンター、コーチ、教師として国際的に活躍しています。

40年以上瞑想を実践しており、現在はストレス低減のためのマインドフルネス、ヴィパッサナ瞑想、アクティブな瞑想法、思いやり(慈悲心)の瞑想など、さまざまな伝統を実践し、教えてきています。サウンドレゾナンス創始者。この25年間、アリゾナ州セドナに夫と暮らしています。

どのような効果が期待できますか?

誰もが独自の経験をする一方で、
CCT™は次のことにつながることが研究によって示されています。

  • 自分自身に対する慈愛や思いやりと、人から慈愛を受け取ろうとする意欲が増す
  • 人生への満足と幸福感などのポジティブな感情が増す
  • 感情をありのままに受け入れ、対応することができる
  • 自己受容とセルフコンパッションが増加する
  • 対人関係の改善
  • 心がしっかり今ここにいる(マインドフル)状態が増加する
  • 困難な状況や試練を克服する
  • 怒りなどの感情的な制御についての大切なスキルとなる
  • 共感疲労を防ぐための回復力が発達する
  • 孤独の問題への強力なバッファー(緩衝材)となる。
  • 人生に意味と⽬的をもたらすことができる
  • 人生の決断に明晰さをもたらすことができる
  • 子育てにおいて慈愛をもたらす
  • 配偶者や⼦供や両親や同僚など 、愛する⼈との関係性を修復し、良い関係を築くことができるようになる
8週間のCCT™の旅

第1週 
心(マインド)を安定させ、落ち着かせる。マインドフルネス。
第2週 
愛する人への愛情ある優しさと思いやり(内なる慈愛と慈悲心につながる)
第3週 
自分への思いやり(セルフコンパッション)
第4週 
自分への愛ある優しさ(セルフコンパッション)
第5週 
誰もが分かち持つ人間性を自分の意識に包含する(共通する人間性の意識を育む)
第6週 
他者への思いやり(慈愛と慈悲心)
第7週 
積極的な思いやり(他の人の苦しみを取り除く)
第8週 
コンパッション(慈愛と慈悲心)育成のための日々の総合的練習

今回の学びのテーマは、困難な相手にコンパッションを感じるでした。
コマラの明瞭で温かなガイド、トーショーの優しい通訳に耳を傾けていると、私と同じようにその相手も幸せでありたい、困難から逃れたいという想いを持っているのだということが理解でき、相手の立場を尊重することができるように思えました。
まだ、その相手にコンパッションを持つことは難しいのですが、そう在れるようにこのコンパッション瞑想をこれからも実践していきたいと思います。

そして、このコースは回を重ねるごとにより深く体験することができ、その違いがよく感じられたのが第7日目のトンレン瞑想でした。
1回目の受講時は頑張ってトンレン瞑想を行い、2回目の受講時はトンレン瞑想をしようと意識し、今回3回目の受講時はただ大きく深呼吸をしていました。
コンパッションを持つということが、ごく自然にできるようになるのだということが実感できた瞬間でした。

コマラやトーショー、このコースを開催していただいているガタサンサやまどぅり、参加されている方々の溢れるコンパッションで土曜日の朝はとても温かで幸せな想いに包まれました。

一歩一歩段階を踏んで自然にコンパッションを経験することができるプログラムだと感じています。瞑想を経験したことがない方でも取り組みやすいのではないでしょうか。
ありがとうございました。
石羽聡子

***

前回受けてから、毎朝のコンパッションの瞑想が病気療養してきた私を支えてくれました。今回2回目受講ですが、コンパッションを深めて医療職やカウンセラーの友人や患者さんにシェアしたくて参加しました。
素晴らしい講師陣にコンパッションに満ちたサポートをいつもありがとうございます。

1回目では十分理解できてなかった自分への思いやりや共通の人間性についての理解が深まって、嫌いな人に対して許し、幸せを願うことがどんなに自分を幸せにすることがわかるようになって、感謝できることが増えてきました。コマラの愛情深いサポートに感謝します。

セルフコンパッションの難しい友人や患者さんに勧めたい。まず無料のコンパッション実践会やジンパ博士の本を紹介するところから、始めたいです。
Dhyan Amrita

***

瞑想とコンパッションへの実践を重ねたいと思い、参加しました。
3回目の受講でした。ありがとうございました。今回は、他のクラスと一緒に受講していたこともあり、もう一つのクラスの課題や宿題もあり、2つのコースを両立できるか少し不安がありましたが、8週間のトレーニングを終えた今、受講してよかったと心から思います。最近、人間関係でコミュニケーションがうまくいかない出来事がありました。そのとき、無意識に、その人に対して、コンパッションの文言を唱えていました。「◯◯さんが苦しみから解放されますように。喜びと平安を見出せますように」
1回目の受講のときは、困難な相手に対して、コンパッションを持つことに強い抵抗感が出てきて、自分でも驚きました。けれどそれを自覚することができ、瞑想のなかでその抵抗がやわらいでいきました。2回目の受講のときは、抵抗はなくなり、意識して、苦手な人に対しても唱えることができるようになりました。
3回目の受講で、意識していたわけではなく、ふと自然に、その言葉を唱えている自分に気づきました。ただ唱えていました。とても心が落ち着きました。
もちろんまたこの感覚を忘れてしまうこともあるかもしれませんが、瞑想を実践していくことが、歯磨きをするように、自然なものになっていくと良いなと感じました。これからも練習を重ねていきたいと思います。

自分を愛すること、自分へのコンパッションそして他者を愛すること、他者へのコンパッションを体験したいと思う方におすすめしたいです。
ありがとうございました。
西大条 玲奈

***

コンパッションということを分かっているようでわかっていない気がしたので受けようと思いました。
瞑想を現実日常の中で使っていく際、壁にぶつかりもやもやすることがあるのですが、何が起こっているのかや解決のヒントを受け取った感じがしており、何かがじわじわ染みてきている感じです。

受講前に社会的に(?)思考が(?)頭の中に作り出していたコンパッションと真のコンパッションは真逆で素晴らしいものだったと感じていますが、今まで瞑想を学んできたからとてもよく分かる部分と急に迷走してしまう部分があるので(笑)メモを見直して頭の中を整頓したいと思っています。
マインドフルネスをしている仲間にその続編としてお勧めしたいコースです。
R.I さま 女性

***

もともとセルフコンパッションやコンパッション・フォーカストセラピーやACTに興味があり
本を読んでいたこと、スタンフォード大のプログラムということで日本にいながらオンラインで受講できるため。加えて臨床心理士をしているのでまず自分自身を整えるために受講しました。

毎日の瞑想で自分自身の心にスペースができて慈愛を感じることが増えました。ステップバイステップで進めていくので、コンパッションの輪を拡げていくことができました。ありがとうございます。
自己否定の強い人、怒りに満ちている人、心に平安を求めている人におすすめです。
H. S さま  女性

***

この度は、コンパッション育成トレーニングに参加させていただき、どうもありがとうございました。

今まで身近な人に対して、いつも気を使い、自分なりに役に立つようにと思って、ずっと生きてきたと思います。特に家族に対しては、自分のやりたい事よりも家族の為になる事を優先してきたように思います。

学校でも職場でも、言われた事をきちんとやる事に価値があると思い、頑張ってきたように思います。でも気づくと、もう頑張れなくなっていて、自分の気持ちを後回しにしている事や、自分のやりたい事を表現出来ていない事に対して、怒りの感情が大きくなっていき、動けなくなり、病気にもなっていました。

自分を批判したり、他人に対しても責任転嫁する傾向にも気づいていき、どうしたら穏やかに過ごせるかという事に、今度は努力を向けてきたように思います。

なかなか本来の自分に落ち着けないでいる時に、今回のコンパッション育成トレーニングに参加させていただき、毎週変わるテーマに合わせたガイド瞑想を、なるべく毎日聞くようにしていました。

朝は、どうしても家事が優先となり、気づけば夜になっていて、ガイド瞑想を聞くのは家事が終わってからになっていました。家事を終わらせてからでないと、どうしても気持ちがゆっくりと落ち着けない自分がいました。

他者との関係性を、今回、改めて見直す機会だったと思います。特に家族や身内に対する自分を見つめていました。家族に対しては、良かれと思って家事をやっても、空気のように当たり前のように思われている状況や、身内からは、出来ない事をつねに要求されて、苦しくて心労となっている状況がありました。

第3,4回の自分に対するコンパッションの部分では、自分は、本当は何をやりたいのか分からない事に気づきました。いつも周りの人達を気遣い、「他人の役に立つ為には、自分のやりたい事は我慢しなければならない」という思いがある事に気づきました。

自分が幸せになるという感覚がよく分からなかったのですが、ガイド瞑想を聞いていたら、「マインドが呼吸の自然なリズムに休んでいくのに任せます。マインドが、ただ、呼吸の自然なリズムに休んでいきます」という言葉で、涙が止まらなくなってしまいました。

自分を無価値だとか、批判ばかりしていたのですが、何か、初めて自分が幸せになるという事に対してスペースが生まれたような感覚がありました。すると、自己批判をしたり、他人に対して嫌な思いをして、ネガティブな感情に注意が向いた時に、呼吸のリズムに意識を向ける事を時々思い出せるようになり、少しずつガイド瞑想の言葉も思い出せるようになってきた感じです。

自分を何か良くしようとするのではなく、今のままの自分で過ごし、ガイド瞑想を聞いたり、『コンパッション』の本を読んだりしながら、これからも意識をコンパッションに向けていきたいと思います。どうもありがとうございました。 
N.N. さま  女性

***

コンパッションに深く入って行くと、自分がコンパッションを与えたり受け取ったりすることができないことを感じていました。コンパッションは自分が満たされて、あふれ出る芳香のような感じがしています。今日、OSHOの講話の一部を読んでそのことを納得しました。これからもこの瞑想を深めてゆきたいと思います。今、自分に一番しっくりくる瞑想だと感じています。トンレンの瞑想はとても深いと感じています。
70代 菊田富さま

***

コマラや皆さんと共に、8週間、一つ一つステップを積み重ねながら、コンパッションを練習、体験することができました。クラスは慈愛に満ちた雰囲気で、自分や他者の幸せを願うことの素晴らしさや、分離のない統合された感覚を感じることができました。クラスを終えた後も、このクラスで学んだことを思い出しながら、慈悲や慈愛、思いやりのワーク、呼吸のワークを続けています。このクラスに参加して、コンパッションへの抵抗が少しずつ減り、コンパッションを表現する方へと意識が変化しています。ありがとうございました。
40代 Rさま

***

中々 自分を好きにはなれず 受けいれられず 自己を評価してもあげられない私に少し優しくなれた時間だったと思います。
自己の否定が 他者へも繋がっているのかな?
今の取り巻く社会も ある意味自分なのかも。と思えば まずはありのままの私にも優しくなれそうです。
それと 共感と共感疲労は違うということを知ることができて良かったです。
中立的にあることができれば 生きやすくなる気がしました。
コマラさんをはじめ 皆さんのサポートがあってのCCTトレーニングが実現されたんですよね。改めて ありがとうございます。
そして皆さんのコンパッションをありがとうございます。
40代 丸山 裕子さま

***

自分のことよりも、他へ気持ちが向きがちなのですが、他人を大切にするように自分のことを大切にするということを学ぶことができました。
そして、そうすることで自分の中に愛や思いやりが育っていき、その愛や思いやりがあふれ出すことで、その輪がどんどんと広がっていくのだと実感できました。
ハートのスペースでは誰もが繋がっているので、私がこう思い実践することで、その効果が少しでも波及し、豊かな世界へとつながっていけばいいなと感じています。
自分を大切にすることが苦手な方に、自分を愛するという事の豊かさを味わってもらうために紹介したいと思います。
50代 すしゅまさま

***

自分を整える方法、自分を愛する方法、そして、他者の幸せを願うことの素晴らしさについて学ぶことができました。自分のなかで、コンパッションに「埃」のようなものが取れて、コンパッションに対する見方も大きく変わりました。自分を犠牲にして誰かの幸せを願うのではなく、コンパッションは、自分が幸せになるために必要不可欠だと思いました。しあわせな人が増えたら、世の中はもっと平和になるのかもしれない。そんなことも感じました。本当に素晴らしいプログラムでした。引き続き、練習しようと思います。
40代 Rさま

***

自分が人に教えるのに役に立つだろうと思って学び始めたのですが 実際いちばんためになったのは 自分のエゴがいかに常時自分を正当化させ 自己承認を得ようと理由づけをして 生き延びようとしてるかをまざまざと見れた事。
Cさま

***

親愛なるコマラローデ様

この度は、コンパッション カルティベーション トレーニングのクラスに参加させていただき、ありがとうございました。私にとって、コンパッションとは何か?を学ぶとても素晴らしい機会でした。毎回、クラスに参加するごとに、私は多くのことに気がつきました!私自身の事、私の愛する家族や友達、そして、未だ会ったことのない人たち、 ただ通り過ぎる人たちの事について。コンパッション(慈愛)という観念を通して他者を見るということは、他者だけではなく、私自身をも慈愛を持って受止めるということに繋がっていきました。
日本で生まれ、日本人として教育を受けた私にとって、 他者と自分自身を比較すること、競争すること、そしてそこから、優越感を持ったり、自分自身を惨めに感じたりすることはとても自然な事でした。40 年以上そうやって、その価値観の下、なんの疑いもなく生きてきた私ですが、それは時として、生きることの困難さや息苦しさを感じることの連続でした。 それが、このクラスに参加するうちに、私はこの世界を新しい視点で見ると言うことを知りました。わかりやすく例えていうならば、今まで、曇っていた車の窓ガラスをきれいに掃除するような感覚です。正しいと思い、疑うこともなかった自分自身の古い思考のパターンを発見し、見直す術を学びました。
また、8 週間に渡るクラスでは、毎週ごとに宿題として新しい瞑想を学んでいきます。優しくて、愛にあふれた瞑想を行うことで、私は他者に対してコンパッションを持つと言うことを初めて意識し、練習していきました。それは、繰り返しになりますが、自分自身を愛すると言うことに繋がり、自分の為にゆっくりと呼吸するという作業でした。

世の中で私だけが、人生を不安に思ったり、嘆いているんじゃないんだ。誰の人生にも良いこと、悪いことがおこる。 私も同じ。みんなもおんなじ。私の価値とは他者との優劣ではかるものではないんだ。

自分自身の失敗を自分が大げさに恥ずかしく思ったりすることは無意味なのだと言うことにだんだんと気づいていきました。そして、それは自然と、私と他者は違っていいのだ、それぞれの生き方、それぞれの意見があり、私が自分の思い描いたり、誰かを手本としたりして、”完璧な人”になる必要はまったくないのだということに気がつきました。それは、目立たないこと、優秀であることをよしとする今の日本の社会においては、少し違った考えで、受け入れ られない事もあると思います。しかし、この新しいものの見方は私を自由にしてくれました。
繰り返し、ここでは、人類共通の意識として、”自分に起こる感情的な痛みや苦しみを優しさをもって受止める”と言うことを教えてくれます。この点においては、私はこれまで長い間、何か失敗をした際、自分自身が自分に対して一番つらく非難していたと思います。
このクラスを受け、私が得たものは以上のようにたくさんありますが、何よりも素晴らしかったのが、窮屈でキリキリとしていた私の心のなかに、いつのまにかたくさんのスペースを与えてくれたことです。それは、もともと存在していたのに、自分が長い間気づいていなかっただけなのかもしれませんが。コマラが受ける前に私に言ってくれたよ うに、このクラスは確かに私の人生そのものの見方を変化させました。
米国の方々と一緒にクラスを受講するという経験もとても役に立ちました。国や性別、人種は様々でも、私たちは、同じように考えたり、悩んだりする、地球に住む友人達なのだと、リアルに(直に)理解することができました。最後に、私たち日本人にとって、コンパッション(慈愛)という考え方は、子供の頃、お寺やその他で聞いたこ
とがあったりして、なじみのあるものだったのではないでしょうか?それが、現代の縦社会の日本においては、長い間、 忘れ去られていたり、注目されることはなかったように思います。コマラが日本中に、あまねく世界へコンパッションを広げてくれますように。
大好きなクラスでした。有意義な時間に感謝します。

ありがとう
吉本千香(メキシコ Guadalajara)

***

個人的に持っていたコンパッション・慈悲・慈愛という宗教的かつ抽象的な言葉・概念が持つ、深い意味合いを 実体験をもって学べたコースでした。
これまで、生きること・生命の不思議を探求するにあたり、複雑な知識を含め様々なことを学んできましたが、このコースを通して
人間とコンパッションの関係性をシンプルに理解することが 、生活・精神面において実質的な大きな変化をもたらしてくれると継続して感じていますし、
それこそが私たちが生きることの神髄・全てなのではないかと思えるくらい、今の私の人生のこのタイミングに合った内容でした。特にたくさん
学びを重ねられてきた方に、このシンプルな手法を体験いただきたいという思いでお勧めいたします!
Kako Toyoda, 沖縄

***

瞑想を始めたばかりの人でも、好奇心旺盛な人でも、熟練者でも、このCCTコースで自分自身のことをもっと知り、上達のレベルを上げることができるでしょう。Komalaは思いやりを体現していて、温かく魅力的で、素晴らしいインストラクターです。このコースの後、私は自分自身と他人への思いやりを全く新しい方法で見ることができ、そこから学んだことにとても感謝しています。このコースは私を変えました。私はそこから成長しました。大なり小なり、自分にも他人にも優しくなりました。結局のところ、自分の人生にもっと優しさや思いやりを持たらすことができない人なんていないのではないでしょうか?なんて素晴らしい贈り物なんでしょう
Aiko Wynn (ユタ州)

***

授業はとても面白く、役に立ちました。
Komalaは良い先生です。彼女の指導により、クラスの全員が瞑想の価値をよりよく理解できるようになったと感じました…
Bruce Vegter, Sedona,(アリゾナ州セドナ)

***

コマラのコンパッション・トレーニングは素晴らしい体験でした。期待せずに心を開いていた私は、瞑想の練習から、自分の経験を話したり、クラスメートから直接話を聞いたりできる分科会まで、クラスを存分に楽しみました。そして何よりも、自分を振り返る時間が楽しかったです。例えば、私が思いやりに関連した恐れを発見したときなど、いくつかの場面で驚きましたが、そのような瞬間が訪れたときに対処するためのツールを学ぶことができたことを心から感謝しています。コマラは、思いやりを探求するための安全な環境を作ってくれました。
Stephanie Gleichsner, (バージニア州)

***

私と妻のマサエは瞑想をほとんどしたことがありません。私は長年にわたって生きる意味を見出そうとしていました、そして自分が経験した悲しみから立ち上がる方法を模索してきました。また、妻や家族との関係を深めることを探し求めていました。私たちの瞑想への旅は、Komalaから始まりました。彼女に誘われてこのクラスに参加したのですが、これが私にとってとても大きな変化をもたらしました。Komalaは私にインスピレーションを与えてくれました。彼女はクラスにチューニングを合わし、一人一人のニーズを理解しています。
クラスは私たち一人一人に合わせて行われているようで、私は妻に関する感謝の日記を書きましたが、これは非常に洞察に満ちていて、私たちの関係に非常に役立ちました。瞑想は私の生活の一部になってきており、息子が亡くなって以来、それが可能だとは考えられなかった方法で自分が変化し、生き方を見つけていることがわかります。ありがとうございました、Komala、あなたはきっと多くの人にインスピレーションを与えるでしょう。
C & M Sullivan, (ユタ州)