CCTのトレーニング

このコンパッションのトレーニングは、
以下のような人や状況の中で有益であることが証明されています。

  • 困難な個人的な課題を乗り越え、人生の浮き沈みを乗り越える
  • 自分自身の心配や恐れを和らげる
  • 人間関係を改善する
  • 医療従事者などの、燃え尽き症候群の襲来を防ぐ
  • 困難やストレスに直面したとき、チャレンジを受け入れる勇気を得る
  • 困難な状況、困難な人間関係に直面することができるようになる
  • 怒りや悲しみ、嫉妬などの感情をうまく処理できるようになる

コンパッション育成トレーニング(CCT)では、
コンパッションは技術でもあると考えています。

もちろんコンパッションを学ばなくても、
コンパッションは私たちが生まれながらもっている本質ですから、
私たちはすでに知っているわけですが、

トレーニングを通して、
それをもっと積極的なフォース(力)として
使うことができるようになるのです。

そしてさらに、トレーニングを通して、
私たちはコンパッションを意図的なものにすることができます。

そうすることで、
私たちが困難やストレスに直面したとき、
人間関係に悩んだり、怒りや悲しみ、
嫉妬などの自分では制御できない感情に直面したときにも、
それらに対処するためのフォース(力)として
使っていくことが可能になるのです。

そこに、このコンパッションのトレーニングが
科学的な研究に基づいていることの特徴と強みがあります。

私のコンパッション(慈悲)への思い込みは、
コンパッションは仏陀や観音様のような、
特別な人だけが持つことができるようなものだという考えでした。

だから、自分のようなものが
それを学んだところで
身につくものではないだろうという思い込みがありました。

そして、もしそれが、
思いやりや親切心のようなものなら、
学校の倫理や道徳で学べば済むような常識的なもので、
わざわざ学ぶようなことではないだろうと思っていました。

しかし実際に学んでみて、
それは大きな誤解であることがわかりました。

コンパッションは、特別な人だけのものではなく、
誰もがもっているものですが、
そのことに気がつかなければ、
そのパワーを使うことができません。

逆に、そのことに気づけば、
誰もがそのパワーを使うことができるものです。

むしろ、
現代のような多くの困難に直面することの多い今こそ、
そのパワーを使う必要があるということです。

「衣裏宝珠」の例えのように、
宝を内側に持っていても、
それに気づかなければそれを使えないのと同じです。

あるいはその使い方を知らなければ、
それを有効に活かすことができません。

コンパッションはそれ自体がフォース(力)であり、
その技術を学ぶことによって、
それを意図的に使うことができるようになるものです。

ぜひ、その本来自分が内側に秘めているフォース(パワー)を
使えるようになっていただければと思います。

CCTは、そのようなコンパッションの技術を学びたい方のためのトレーニングです。
https://compassioneducation.jp/schedule#cct

CEI
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