幸せのパラドックス

幸せを求めれば求めるほど、幸せになれない。

「幸せのパラドックス」というのがあって、

幸せを意図しても、幸せを得ることはできない。

幸せは、副産物であって、
幸せがやってくる条件を作ることはできる

だから、幸せのための条件を創造するべきだ。

と、トゥプテン・ジンパ博士は語ります。

確かに、

もし幸せを求めたら得られるものならば、
もっと多くの人が幸せになっていてもよさそうです。

それなのに、どうして多くの人が幸せになれないのでしょうか?

この幸せのパラドックスという話を聞いて、
長年の疑問が、氷塊した感じがしました。

では、幸せになるためにどうすればいいのでしょうか?

「他の人を幸せにしたければ、
 コンパッション を実践しなさい

 自分を幸せにしたければ、
 コンパッション を実践しなさい」
          

とダライ・ラマは話しています。

トゥプテン・ジンパ博士は

今年の5月にコマラ・ローデとはじめた、
「コンパッション 育成トレーニング」(CCT)を
世界に提供している「コンパッション ・インスティチュート」
の学長です。

“A Fearless Heart — How the Courage to Be Compassionate Can Transform Our Lives” の著者で、ダライ・ラマの専属通訳を30年以上勤めている人です。

ジンパ博士によると、
コンパッション こそ幸せの鍵だというのです。

コンパッション 育成トレーニング(CCT)は、
スタンフォード大学でのジンパ博士とその仲間の人達の
研究が元になって作られたプログラムですが、そこでは

マインドフルネスとコンパッション についての脳科学的な
研究と、ダライ・ラマなどの伝統的な教えが融合されていて、

幸せと喜びをもって人生を生きるための方法が
研究されていました。

そのことを学び、人生に実践していくための
プログラムが、CCTです。

OAU(和尚アートユニティ)では、すでに
UI(ユニティインスティチュート)でハート瞑想
を教えてきていますが、

新たなアプローチで「瞑想と愛」について学ぶコースになっています。

「コンパッション 育成トレーニング」はすでに、これまでに、
スタンフォード大学を始めとして、世界中で教えらてきていますが、

日本では、まだ誰も教えている人がいませんでした。

そこで、このたび、コマラ・ローデとともに
日本でCCTを紹介していこうということで意気投合し、

このたび、そのための新しいwebサイトを作成しました。
https://compassioneducation.jp/

そして、9月11日から始まる、CCTの第二期生の募集も開始しました。
https://compassioneducation.jp/about-cct/#schedule

興味にある方は、ぜひご参加ください。

OAU
えたに